ビーチボーイズ (テレビドラマ)
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ビーチボーイズはフジテレビ系列で1997年7月7日から9月22日まで月9の枠で放送されたテレビドラマである。全12話。主演は反町隆史と竹野内豊。放送時間は月曜日21:00~21:54(JST)。なお第1話は21:00~22:24、最終回は21:05~22:24(JST)。1997年12月27日には総集編が放送され、1998年1月3日にはスペシャルが放送された。
このドラマで竹野内豊と稲森いずみの人気が決定的に急上昇し、一躍トップクラスの俳優に登りつめた。なお、二人は木村拓哉主演でロンバケ現象を起こした「ロングバケーション」でも共演済みである。
目次 |
[編集] メインキャスト
- 桜井広海 - 反町隆史
- このドラマの主人公の一人、お調子者で楽観主義者。元水泳選手。一見するとかなりいいかげんな性格だが実際はかなり繊細。民宿「ダイヤモンドヘッド」に来る以前はヒモをやっており料理の腕はかなり上手い。
- 鈴木海都 - 竹野内豊
- このドラマのもう一人の主人公、クールで冷静沈着、何事も論理的な視点から捉えようとするが少々頭が固い部分も。相当の負けず嫌い。元々はエリート商社マンで「ダイヤモンドヘッド」へは客としてきたのだが広海やさまざまな人に影響を受けるうちに会社を辞めることを決意、「ダイヤモンドヘッド」に戻ってくる。
- 前田春子 - 稲森いずみ
- スナック「渚」のマドンナ、勝との付き合いは古く家族ぐるみで付き合っている。毎日来るはずのない「彼」からの手紙を待っているが・・・
- 和泉真琴 - 広末涼子
- 民宿「ダイヤモンドヘッド」の看板娘(自称)、母親は数年前に離婚しており祖父の勝と二人暮らし、捨てられたような形で別れたため母親にたいし非常に複雑な感情を持っている。
- 寺尾はづき - 原沙知絵
- 「ダイヤモンドヘッド」の近くの別荘で療養をする女の子、心臓の病気を患っており消極的、閉鎖的な性格になっていたが、広海たちに関わるうちに少しずつ変わっていく
- 内藤祐介 - 川岡大次郎
- 真琴のクラスメート、真琴に対し想いを寄せているが当人には相手にされていない模様。高校卒業後は大学進学を目指しており夏休みは返上で受験勉強に励む。海都を尊敬しているようである。
- 真下裕子 - 佐藤仁美
- 真琴のクラスメート、祐介とはナイスコンビ。非常におしゃべりな性格で秘密を知ると街中の人に言いふらして回る。
- 蓑田利夫 - 平賀雅臣
- タクシー運転手、春子に好意を抱いていて毎夜毎夜「渚」に通うが全く相手にされていない。観光者をカモにタクシー料金をボッタくる。
- 殿村公三 - 武野功雄
- 郵便配達員、蓑田とは学生時代部活で先輩後輩の仲だった。蓑田とともにないがしろにされがち
- 和泉勝 - マイク真木(スペシャルでは牢屋の外人として出演)
- 民宿「ダイヤモンドヘッド」の親父、昔はサーファーをやっており自称「日本で初めてサーフィンをやった男」。口は悪く性格は子供っぽいが、周りの人間に愛されている。
- 山崎桜 - 秋本祐希(第1~4話、第6~7話、第12話)
- 海都の恋人、上品で都会的。勝いわく「できた女」
- 原富士子 - 辻香緒里(第1~2話、第5~6話)
- 広海の元恋人、サバサバしており恋人をとっかえひっかえしている。口は軽い。
[編集] ゲスト・その他
- 大崎部長 - 平泉成(第1~4話)
- 真琴の担任 - 久我美智子(第1話、第9~10話)
- ガソリンスタンドの店員 - 遠山俊也(第1話)
- 大崎部長の妻 - あづみれいか(第4話)
- 大崎俊介 - 崎本大海(第4話)
- 大崎祥吾 - 白根隆也(第4話)
- 清水 - 山本太郎(第5話)
- 亜希子 - ひがたともこ(第6話)
- 瞳 - 浅倉涼子(第6話)
- 菊田美智恵 - 浅茅陽子(第7話)
- 信用金庫職員 - 畑野浩子(第7話)
- アロハの客 - 春一番(第7話)
- 吉永一樹- 入江雅人(第9話)
- 吉永春樹 - 大高力也 (第9話)
- 和泉慶子 - 田中好子(第10話、第12話)
- 高梨夏美 - 桐島かれん(スペシャル)
- 原田泉 - 篠原涼子(スペシャル)
- 泉の父 - 竜雷太(スペシャル)
- 飛行機の乗客 - 木村佳乃(スペシャル)
- 福引き屋のオヤジ - 佐藤蛾次郎(スペシャル)
[編集] サブタイトル・放送日・視聴率
- 第1話 「夏、変なヤツがやってきた、同時に二人も」(1997年7月7日) 25.1%
- 第2話 「私、ここにいたい」(1997年7月14日) 22.8%
- 第3話 「彼が残した忘れ物」(1997年7月21日) 26.5%
- 第4話 「優しさのある場所」(1997年7月28日) 24.3%
- 第5話 「やってきた渚のライバル」(1997年8月4日) 22.8%
- 第6話 「それは花火で始まった」(1997年8月11日) 21.9%
- 第7話 「海がくれた勇気」(1997年8月18日) 24.1%
- 第8話 「彼らとともに夏が去る」(1997年8月25日) 24.7%
- 第9話 「この想い、君に届けたい」(1997年9月1日) 23.5%
- 第10話 「彼らの夏が終わるとき」(1997年9月8日) 23.5%
- 第11話 「海への想い、永遠の別れ」(1997年9月15日) 22.7%
- 最終回 「さよなら夏の日・・・」(1997年9月22日) 22.5%
- 平均視聴率 23.7%
- スペシャル 「ヤツらはやっぱり海にいた!恋とイルカとカーチェイス、真冬の暑い大冒険!」(1998年1月3日) 21.7%
[編集] スタッフ
- 脚本 - 岡田惠和
- 音楽 - 武部聡志
- キャスティングプロデューサー - 東海林秀文
- プロデュース - 亀山千広、高井一郎
- 演出 - 石坂理江子、澤田鎌作、木村達昭
- プロデュース補 - 谷古浩子、榊原妙子、鹿内植
- 演出補 - 安見悟朗、樹下直美、杉浦祐樹、大木綾子、鹿浜勉
- 協力 - 渋谷ビデオスタジオ、バスク、フェネック、エス・スリー、ナカガワ・プロスパー、K&L、M.V.B.、TITAN GOVERNMENT
- 制作 - フジテレビ第一制作部
- 制作著作 - フジテレビ
[編集] 主題歌・挿入歌・その他使用歌
- 主題歌 - 反町隆史 with Richie Sambora 「Forever」
- 挿入歌 - 山口由子 「Sing a love song for me」
- その他使用歌 - Richie Sambora 「HARD TIMES COME EASY」
- 最終話使用歌 - The Beautiful South「I'll Sail This Ship Alone」
[編集] その他
- ロケ地は当初、非公表だったが、撮影終了後に、千葉県館山市及び鋸南町と公表された。
- 主人公が乗るクルマはルノー 4。
- ドラマ終了後に、主演の反町隆史と稲森いずみとの交際が発覚したが、二人とも次のドラマ等多忙だった為に結局は破局した。
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