ビピリジン
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2,2'-ビピリジン | |
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IUPAC名 | 2,2'-ビピリジン 2,2'-ビピリジル |
別名 | 2,2'-ジピリジル α,α'-ジピリジル |
分子式 | C10N2H8 |
分子量 | 156.18 g/mol |
CAS登録番号 | [366-18-7] |
形状 | 無色固体 |
密度と相 | g/cm3, |
相対蒸気密度 | (空気 = 1) |
融点 | 69.7 ℃[1] |
沸点 | 272–273 ℃[1] |
昇華点 | {{{昇華点}}} ℃ |
SMILES | |
出典 |
4,4'-ビピリジン | |
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IUPAC名 | 4,4'-ビピリジン 4,4'-ビピリジル |
別名 | 4,4'-ジピリジル γ,γ'-ジピリジル |
分子式 | C10N2H8 |
分子量 | 156.18 g/mol |
CAS登録番号 | [553-26-4] |
形状 | 無色固体 |
密度と相 | g/cm3, |
相対蒸気密度 | (空気 = 1) |
融点 | 111–112 ℃[1] |
沸点 | 304.8 ℃[1] |
昇華点 | {{{昇華点}}} ℃ |
SMILES | |
出典 |
ビピリジン (bipyridine) はピリジンの二量体で、ビフェニルの炭素のうち2つが窒素に置換された芳香族化合物。化学式はC10N2H8、分子量 156.18。6種類の異性体が存在する。無極性溶媒によく溶け、水に微量溶ける。異性体の中でも、2,2'-体と4,4'-体が化学的に重要である。ビピリジル、ジピリジン、ジピリジルとも呼ばれる。
[編集] 2,2'-ビピリジン
2,2'-ビピリジンは2個の窒素の位置関係が 1,10-フェナントロリンと似ており、それと同様にほとんどの金属イオンに対しキレート性配位子としてはたらく。2,2'-ビピリジンが錯体上で配位子となっている場合、化学式では bpy と略される。
2,2'-ビピリジンは無色の化合物であるが、金属に配位することで平面状となり、広がったπ共役系により発色する。その性質より、有機金属化合物の滴定にも用いられる。
[編集] 4,4'-ビピリジン
4,4'-ビピリジンは、メチルビオローゲン、またはパラコートとして知られる化合物、4,4'-ジメチル-4,4'-ビピリジニウムの原料となる。