バリー・マニロウ
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バリー・マニロウ(Barry Manilow, 1943年6月17日 - )は、アメリカ合衆国のポピュラー音楽の歌手、ピアニスト、作曲家、アレンジャー、プロデューサー。ニューヨーク州ブルックリン出身。
- 1970年代からバラードシンガーとして息長く活躍している。ヒット曲に『哀しみのマンディ』、『歌の贈りもの』、『想い出の中に』(以上3曲は全米No.1)、『コパカバーナ』、『涙色の微笑み』などがありミリオン・ヒットを記録。マニロウはエミー賞、トニー賞、グラミー賞、アメリカン・ミュージック・アワードなどの各賞の受賞歴を持ち、近年では2006年第58回エミー賞のIndividual Performance in a Variety or Music Programにおいて受賞している。
- シンガーソングライターでもあるが先に挙げた3曲の全米No.1シングルは全て他人から提供された楽曲である。
- 1985年、西城秀樹に楽曲を提供。『腕の中へ』では自らのデュエット曲として、日本で大ヒットした。
- 『腕の中へ~In Search of Love~』
- 『愛の翼~It's All Behind Us Now~』
- 2002年にはベスト・アルバム『Ultimate Manilow』がビルボード200(アルバムチャート)初登場3位、2006年2月18日付の同チャートでは『The Greatest Songs Of The Fifties』が初登場1位を記録(同チャートでの1位は『Barry Manilow Live』以来29年振り)。
- 2004年に発売された『Manilow Scores - Songs From Copacabana And Harmony』において、オリビア・ニュートン・ジョンが参加、デュエットが話題になった。
- 2005年より、ネバダ州ラスベガスのラスベガス・ヒルトン・ホテルで長期公演「MANILOW Music & Passion」を行っているなど、人気も息が長い。
- 2006年、『The Greatest Songs Of The Fifties』の邦盤において、岩崎宏美と『Sincerely/Teach Me Tonight』をデュエットした。この縁で、岩崎宏美はラスベガス・ヒルトン・ホテルで長期公演「MANILOW Music & Passion」にゲスト出演を果たした。
- 2006年、日本ではキャメロン・ディアスが出演するソフトバンクモバイルのCMソングに、『コパカバーナ』が起用された。