ハイラム・マキシム
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ハイラム・マキシム(Sir Hiram Stevens Maxim、1840年2月4日 - 1916年11月24日)はアメリカメイン州生まれの発明家である。機関銃の発明をおこなった。アメリカでは機関銃に関心を集めることができなかったためイギリスに移民して、成功した。
航空にも興味をもち蒸気エンジンによる飛行機械を製作した。1894年7月31日レール上180mほどを加速した飛行機械は時速67kmで浮上した。もともと浮上するだけが目的の実験飛行のため、高度が上がらないようにガードレールが設置してあった。はずれたガードレールでプロペラが破損し、機体は大破した。
飛行機体の概要は全長60m、翼幅32m、機体重量約3600kgの複葉機で、180馬力の蒸気エンジン2基をそなえて、3人の乗員がのった。
[編集] 参考
- 『ライト・フライヤー号の謎』鈴木真二著 技報堂出版
カテゴリ: アメリカ合衆国の技術者 | 銃器設計者 | 1840年生 | 1916年没