ネイマン・ピアソンの補題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ネイマン・ピアソンの補題(-ほだい)とは、統計学的仮説検定に関する補題。
2つの仮説 H0: θ=θ0 と
H1: θ=θ1
の間で仮説検定を行う際に、H1を支持しH0を排除するような、次に示す尤度比による尤度比検定:
(ただしここで とする)
が、サイズ(危険率)α の仮説検定の中で最も検出力が大きい、というものである。[要出典]
「αを決めておき、その中で検出力が最も大きい検定法を選択する」という方針をネイマン・ピアソンの基準という。この補題はその方法を具体的に与えるものである。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 統計検定 | 定理