ドッジボール
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ドッジボールまたはドッヂボール(dodge ball)は、子供の顔くらいの大きさのボール(多くはバレーボールなど)を使い、敵にボールをぶつけるスポーツまたはゲーム。多くは2つのチームに分かれて大人数で行う。漢字では避球と表記するが、それほどメジャーではない。小学校で多く行われる。
ドッジボールの名称は英語のdodge(素早く身をかわす)からきている。「ドッヂ」より「ドッジ」のほうが正確であるとされる。
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[編集] 歴史
ドッジボールの歴史は古く、旧石器時代にマンモスを落とし穴に落として岩石をぶつけた狩猟が起源では無いかとされている。
[編集] おおまかなルール
- 長方形のコートを二分し、それぞれのチームの陣地とする。原則的に自分の陣地から出るのは禁止(スーパードッジの場合、アウトにはならず、ボール支配権がかわる)。
- 自分の陣地の中(「内野」とも言う)と、相手のコートの周囲(「場外」「外野」とも言う)に人を配置する。コートに立つことのできる人数は12名~13名。
- 攻撃 - 敵陣の中に向かってボールを投げ、中にいる人に当てる。パスは主に4回まで。5回目のパスとみなされた場合、「ファイブパス」となり、ボール支配権が相手に移る1人が立って横に手を広げ、手と地面の間のボールはシュートになる。手から上はパスとなる。しゃがんでいる場合も同じである。
- 守備 - 陣地内では、相手の投げたボールに当たらないように逃げる。もしくは受け止める。ボールに当てられた人はアウトとなり、場外へ出る。ただし一度地面に着いた「ワン・バウンド」ボールに当たった場合は、アウトにならない。
- ボールを受け止める、もしくはワン・バウンドボールを拾うと、攻守が入れ替わる。
- 復活 - 場外の人が、敵にボールを当てた場合は、自分の陣地内に戻ることができる。また、はじめから場外にいる人は、自分のチームにボールを当てられた人が出た時に、1度だけ交代で陣地の中に入れるというルールもある。但し、このルールが公式戦で用いられる事は稀である。
- 相手の陣地に人間がいなくなったら、パーフェクトゲームとなり、勝ち。制限時間が存在する場合は内野の人間の数の多寡で勝負を決する。制限時間は5分間。
ボールを強く当てすぎて怪我をしないように、顔面や肩から上などに当てることを禁止し、あたった場合にはアウトとしない場合もある(いわゆる「顔面セーフ」ルール)。
ボールを2個使用する"ダブルドッジ"というものも存在する。 ダブルドッジでは、相手から投げられたボールを、自分のボールに当ててはね返した場合、セーフとするルールも存在する。
ボールの代わりに"ドッジビー"とよばれるやわらかいフリスビーを用いることがある。これは、顔面に当たっても痛くないことや、強く投げても速度が遅いために、老若男女が混合したチームでもハンデなしで試合を行うことができる。
コートを二分せずに長方形のコートをそのまま内野、その外側を外野とする「中当て」というドッジボールの亜種も存在する。
また、下記『炎の闘球児 ドッジ弾平』の内容を元にした「スーパードッジボール」ルールもある。陣地内でボールを当てられる(ヒット)と二度と陣地に戻れない、一度に複数人アウトが有効であるなど、攻撃的で短期決戦のルールに改められている。「闘球」の漢字を当てることで、攻撃重視を強調している(なお闘球とは本来ラグビーの訳語である)。
[編集] ドッジボールを題材にした作品
[編集] 漫画
- 炎の闘球児 ドッジ弾平(こしたてつひろ)
- がんばれ!ドッジファイターズ(村上としや・斉藤むねお)
[編集] 映画
[編集] ゲーム
- 熱血高校ドッジボール部 - テクノスジャパンのアーケードゲーム。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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