デレク・アンド・ザ・ドミノス
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デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek & the Dominos)はアメリカのバンド。エリック・クラプトンが在籍し、ロックの古典「いとしのレイラ」で知られる。
[編集] 略歴
エリック・クラプトンはブラインド・フェイス解散後にアメリカに留まり、デラニー&ボニー&フレンズと活動をともにする。ここでアメリカ南部のルーツ音楽に強い影響を受けたクラプトンは、バンドからボビー・ウィットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードンを引き抜き、1970年にデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成、アルバム「いとしのレイラ(Layla and Other Assorted Love Songs)」を発表した。
アルバムにはオールマン・ブラザーズ・バンドのデュアン・オールマンもゲスト参加、そのスライドギターはクラプトンと対等の存在感を示した。クラプトンはデュアンの演奏に大いに触発され、ツアーにも同行させる。同時にバンドへの正式加入を請うが断られ、またメンバー間の不和が表面化して翌年に解散した。