デイヴィッド・T・ウォーカー
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デイヴィッド・T・ウォーカー(David T. Walker, 1941年6月25日 - )は、米国のギタリストである。
米国ロサンゼルス・ワッツ地区生まれ。父親は黒人、母親はアメリカインディアンの血を引く。10人兄弟の長男。14歳までセントラルカリフォルニアの農場で育つ。小学校でサックスを吹き、中学・高校でマーチングバンドを経験。15歳のとき家族はロサンゼルスに戻り、近所の教会で演奏されていたゴスペルがきっかけでギターを始める。その後バンド「キンフォークス」を結成し、高校卒業後親元を離れニューヨークに移り、プロ・ミュージシャンとしての活動を開始する。
SOUL、R&B、AORなどと呼ばれるジャンルを代表するギタリストで、名盤と呼ばれるアルバムに数多く参加している。歌物での絶妙なバッキングが特徴で、キレがありファンクにグルーブするが時に優しく奏でるそのギターは、現在のポップ・ミュージックの奏法に多大な影響を与えたといわざるをえない。
多くのミュージシャンと活動しており、日本でも阿川泰子、上田正樹、ドリームズ・カム・トゥルー、松岡直也、吉田美奈子ほか多くの人々と活動している。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] アルバム
- SIDEWALK(1968年)
- GOING UP!(1969年)
- PLUM HAPPY(1970年)
- DAVID T.WALKER(1971年)
- PRESS ON(1973年)
- ON LOVE(1976年)
- Y-ENCE(1987年)
- WITH A SMILE(1988年)
- AHIMSA(1989年)
- ...FROM MY HEART(1993年)
- DREAM CATCHER(1994年)
- BELOVED(1995年)
[編集] 外部リンク
- ueb page(日本における公認サイト)