テンニンカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンニンカ | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||
Rhodomyrtus tomentosa (Ait.) Hassk. |
テンニンカ(天人花、Rhodomyrtus tomentosa)はフトモモ科の常緑低木で、花を観賞するために熱帯・亜熱帯あるいは温室内で栽培される。
東南アジア原産。春から夏に芳香のある径3cmほどの桃色から紫色の花が咲く。果実は黒紫色に熟し食べられる。世界の熱帯・亜熱帯で広く野生化し(日本では沖縄など)外来生物として問題になっているところもある。
なお近縁のギンバイカ(銀梅花、ミルテ)のことを天人花と呼ぶこともあるが、ギンバイカは地中海地方原産で、花は白く、耐寒性がある。