テリー・ハッチャー
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テリー・ハッチャー(Teri Lynn Hatcher, 1964年12月8日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サニーベイル出身の女優。父は核物理学者、母はコンピュータ・エンジニアであり、両親はともに英国系。
フリーモント高等学校卒業後、コミュニティ・カレッジのデアンザ大学へ進学し数学と工学を専攻しながら演技の勉強をする。在学中に友人の誘いでハリウッドへ。「ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦」(1988年)がデビュー作映画である。
主演のクラーク・ケント(ディーン・ケイン)の同僚である助演のロイス・レーン役を演じた、TVシリーズ「新・スーパーマン」で一躍脚光を浴びる。また、2004年にはじまったテレビドラマ「デスパレートな妻たち」では主役の一人、シングルマザーのスーザンを演じている。
1988年にマーカス・レイトホールドと結婚するが翌年離婚。1994年、俳優のジョン・テニーと結婚し、1997年に娘を産むが、2003年に離婚。
2005年に「デスパレートな妻たち」のスーザン役としてゴールデングローブ賞を受賞。
2006年3月、ヴァニティフェア誌のインタビューで幼少期に叔父から性的虐待を受けていた事実を告白した。テリはこの事実を隠していたが、この叔父が近年になって14歳の少女をいたずらし、この少女が自殺したことをうけたことをきっかけに辛い過去を語った。なお、この叔父は懲役14年の判決を受けた。
[編集] 主な出演作品
- デッドフォール Tango & Cash (1989)
- ソープディッシュ Soapdish (1991)
- 新スーパーマン (1993-1997) テレビシリーズ
- ヘブンズ・プリズナー Heaven's Prisoners (1996)
- 007 トゥモロー・ネバー・ダイ Tomorrow Never Dies (1997)
- スパイキッズ Spy Kids (2001)
- デスパレートな妻たち Desperate Housewives (2004-) テレビシリーズ
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