チャーリー・ワッツ
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チャールズ・ロバート“チャーリー”ワッツ(Charles Robert "Charlie" Watts, 1941年6月2日 - )は、イギリスのロックバンド、ローリング・ストーンズのドラマー。
ミック・ジャガー、キース・リチャーズとともにストーンズのレコードデビュー時から在籍するオリジナルメンバーの一人である。ジャズに影響を受けた独特のドラミングで、ストーンズの独自性溢れる音作りを永年にわたって支えている。
チャーリーのドラミングは特徴的である。通常のドラマーは8ビートではハイハットを連続して叩き続けるがチャーリーにおいては左手でスネアドラムを叩く時にハイハットを休憩する。省エネ奏法である。
永遠の不良というパブリックイメージが強いストーンズの中にあって、唯一スーツ姿の似合う英国紳士的な風貌を持つ。
ジャズ志向が強く、彼のソロワークは全てジャズに関連するものである。1986年からはジャズバンドを率いるバンドリーダーとして積極的な活動を展開している。
2004年6月に彼は喉頭癌と診察され、放射線治療を行った。癌はそれ以来小康状態である。ワッツは再びストーンズのレコーディングに参加している。
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