ゼイディー・スミス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
ゼイディー・スミス(Zadie Smith, 1975年10月27日 - )はイギリスの作家。
目次 |
[編集] 経歴
ロンドン北西部生まれ。ジャマイカ人の母とイギリス人の父を持つ。14歳の時に、セイディー(Sadie)からゼイディー(Zadie)へ改名。
ケンブリッジ大学の在学中に執筆をはじめた小説が、出版社の間で版権争奪戦を起こし話題となる。その後発表された長篇第1作『ホワイト・ティース』は、イギリスとアメリカでベストセラーとなり、数々の文学賞を受賞。
長篇第2作『直筆商の哀しみ』の執筆後、2002年に渡米してハーヴァード大学で学ぶ。『直筆商の哀しみ』は、2003年にジューイッシュ・クォータリー・ウィンゲイト賞を受賞。
長篇第3作On Beautyは、2006年のオレンジ賞を受賞。現在は、夫である作家のニック・レアードと共にロンドン北部のキルバーンに住む。
[編集] 主要作品
[編集] 長篇
- White Teeth (2000年) 邦訳『ホワイト・ティース』(上・下)小竹由美子訳, 新潮社, 2001年
- The Autograph Man (2002年) 邦訳『直筆商の哀しみ』小竹由美子訳, 新潮社, 2004年
- On Beauty (2005年)
[編集] 短篇
[編集] エッセイ
[編集] 映像化作品
- White Teeth (2002年) 同名の長篇を原作としたTVドラマ