セルゲイ・ソコロフ
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セルゲイ・レオニードヴィッチ・ソコロフ(Сергей Леонидович Соколов、Sergei Leonidovich Sokolov、1911年7月1日 - )は、ソビエト連邦の軍人、政治家。チェルネンコ、ゴルバチョフ時代、ソ連国防相(在任期間1984年12月22日から1987年5月30日)を務めた。
1965年レニングラード軍管区司令官。1967年第一国防次官を兼務する。1978年ソ連邦元帥となる。1984年ウスチノフ国防相の死去に伴い、後任のソ連国防相に就任した。前任者のウスチノフ国防相が、クレムリンのキングメーカーと言われるほどの実力者であったのに対し、ソコロフは、純粋な職業軍人として地味な存在であった。また、ウスチノフ、グレチコの二人の前任者がソ連共産党政治局員であったのに対し、ソコロフは議決権を持たない政治局員候補に据え置かれた。1987年西ドイツの青年マティアス・ルストがセスナ機でクレムリンの赤の広場に着陸した責任を取らされる形で国防相を解任された。
- ソ連国防相
- 1984年 - 1987年
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- 先代:
- ドミトリー・ウスチノフ
- 次代:
- ドミトリー・ヤゾフ
カテゴリ: ソビエト連邦の政治家 | ロシアの軍人 | 1911年生