セバシン酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| セバシン酸 | |
|---|---|
 |
|
| IUPAC名 | デカン二酸 |
| 別名 | |
| 分子式 | C10H18O4 |
| 分子量 | 202.25 g/mol |
| CAS登録番号 | [111-20-6] |
| 形状 | 無色粉末 |
| 密度と相 | g/cm3, 固体 |
| 相対蒸気密度 | （空気 = 1） |
| 融点 | 131–134.5 ℃ |
| 沸点 | 294.4（100 mmHg) ℃ |
| 昇華点 | {{{昇華点}}} ℃ |
| SMILES | OC(=O)CCCCCCCCC(=O)O |
| 出典 | |
セバシン酸（—さん、sebacic acid）は有機化合物の一種で、示性式が HOOC(CH2)8COOH と表される直鎖ジカルボン酸である。CAS登録番号は [111-20-6]。フレーク状または粉末状の白色固体である。ヘキサメチレンジアミンとともに6,10-ナイロンの原料となる。 セバシン酸の名称は、ラテン語の「sebum」（獣脂）、「Sebaceus」（獣脂製のろうそく）に由来する。 アゼライン酸などと同様に、プラスチックの可塑剤、潤滑剤、油圧油、化粧品、ろうそくの成分となる。また、芳香剤、防腐剤、塗料にも用いられる。
カテゴリ: 化学関連のスタブ項目 | カルボン酸
