ジョン・コルトレーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・コルトレーン(John Coltrane、1926年9月23日 - 1967年7月17日)は、アメリカノースカロライナ州生まれのジャズのサックス奏者。チャーリー・パーカー亡き後、ソニー・ロリンズと並ぶジャズ・サックスの巨人。テナー・アルト・ソプラノサックスの他、フルートによる演奏も残されている。
[編集] 略歴
ディジー・ガレスピーのバンドに参加し、いくつかのバンドを転々とした後に1955年にマイルス・デイヴィスのグループに入った。この当時はかなり評価も低かった。しかし次第に才能が開花し、2年後の1957年にはシーツ・オブ・サウンズと呼ばれるスタイルを確立して、後のジャズ界に影響を与えた。1960年代前半~中盤には主にマッコイ・タイナー(ピアノ)、ジミー・ギャリソン(ベース)、エルビン・ジョーンズ(ドラム)とのクァルテットで幾多の名演を生んだ。晩年は精神性を強めたフリー・ジャズに傾倒し、1966年来日時、記者会見で「私は聖者になりたい」と発言したといわれる。サックス奏者のラヴィ・コルトレーンは次男。
[編集] アルバム
代表作に「コルトレーン」、「ブルー・トレイン」、「ジャイアント・ステップス」、「マイ・フェイヴァリット・シングス」、「バラード」、「至上の愛」などがある。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: ジャズ・ミュージシャン | サクソフォーン奏者 | アメリカ合衆国のミュージシャン | 1926年生 | 1967年没 | 音楽関連のスタブ