シロバナムシヨケギク
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シロバナムシヨケギク(除虫菊(じょちゅうぎく))は、キク科の多年草。学名Chrysanthemum coccineum
胚珠の部分にピレスロイド(ピレトリン)を含むため、殺虫剤の原料に使用されている。原産国は地中海。セルビア・モンテネグロで発見された。かつて国内の主産地だった広島県因島市(現・尾道市)の市花。開花時期には島の斜面が美しい白い花で埋まった。
大日本除虫菊(金鳥)の創始者・上山英一郎がこの除虫菊を使って、渦巻型の蚊取線香を発明した。
除虫菊の見ごろは、5月上旬~下旬。
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