コンビニぶんぶん
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コンビニぶんぶんは藤島じゅん作の4コママンガ。『月刊まんがくらぶオリジナル』(竹書房)に連載されていた。単行本全3巻。
目次 |
[編集] 概要
主人公麦千代が大学生になった事を機に、一人暮らしを始める為にぶんぶんでバイトを始める。
[編集] 特徴
作者のコンビニバイト経験が活かされていて、恒例行事や業界用語などがよく出てくる。コンビニの裏側が分かる。キャラクターの名前のほとんどが飲み物の名前や会社名などをもじった物である。
一部のキャラクターの容姿が実年齢より2~3才幼く描かれている(山崎くん、りんぐなど)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 主な登場人物
[編集] ぶんぶんの店員
- 六条麦千代(ろくじょう むぎちよ)
- 本作品の主人公。大学生 (18)。線目。ど金髪だが本人曰く生まれつきらしい、扇子を愛用。ロリコン。成績の改ざん、時給の操作など、ハッカー並の技術を持つ、時給2000円にした事がある。体育以外オール10と、かなり優秀だが性格に難あり。少々ナルシストの気がある。ギザ10に目が無い。因みにアイスはハーゲンダッツしか食べない。名前の元ネタはカゴメ六条麦茶。
- 午後乃みるく(ごごの みるく)
- ぶんぶんの店長 (28)、独身。元ヒールレスラー。商売根性が強い。イケメン・お金に余裕のある人が好き、コンビニ弁当を買っているような男じゃだめらしいが、580円以上の弁当を迷わず買っていく男はありらしい。ぶんぶんの上が自宅。連載当初24才の設定だったが、りんぐの一言がきっかけで28才になってしまい現在に至る。名前の元ネタはキリン午後の紅茶。
- 須布らいと(すふ らいと)
- 麦千代の親友。大学生 (18)、バカ。貧乏兄妹。サボり、廃棄品盗みのプロ。一応麦千代のバイトの先輩。家庭科が得意で、りんぐの服を作ったりしている、特技が職業に活かされていない。店長一筋だが報われない。時給400円だがぶんぶんを辞めたくないので続けている。名前の元ネタはコカ・コーラのスプライト。
- 武藤黒夫・くろお(不明)
- ドラマー、名前と後姿のみの登場。名前があるのにセリフが無いのはこのキャラだけ。名前の元ネタはコーヒーのブラック無糖。
[編集] ぶんぶんの常連客
- 須布りんぐ(すふ りんぐ)
- らいとの妹。高校生。貧乏兄妹。小遣い一ヶ月60円。花型の髪飾りをしている。語尾に「にょ」を付けて話す。兄に負けず劣らずバカ。麦千代の彼女になる。名前の元ネタはスプリング(苗字「須布」を生かすために飲料系ではない?)。
- 阿久えりあ(あく えりあ)
- りんぐ・せいかの友達。ガングロのコギャル、万引き常習犯。祝日でも制服を着用。名前の元ネタはアクエリアス。
- 森永せいか(もりなが せいか)
- りんぐ・えりあの友達。作品中一番まともな娘。名前の元ネタは森永製菓。
- 女子高生
- りんぐ達の友達、ロングヘアーで黒髪。りんぐ達とつるむシーンでのみ登場している。
- 客A(木村野-きむらや-さん)
- 近所の大学生。メガネ。ぶんぶんの被害者。名前の元ネタはキムラヤのパン。
- 絵崎ぐり子
- 木村野さんの彼女。OL。ぐるぐるメガネ。初登場時はアツアツであったが連載が進むに連れて熱が下がっていく、三股くらいかけてる模様。名前の元ネタは江崎グリコ。
- 客B(山崎くん)
- 近所の中学生。野球部員。坊主、真っ黒い目。ひねくれ者、生意気。実はぶんぶんを愛している。名前の元ネタは山崎製パン。
- 山崎???
- 山崎くんの母。おばさんパーマ、真っ黒い目。
- 奥さん
- 近所の奥さん、太っている。
- おばあちゃん
- 近所のお婆ちゃん、杖を突いている。
[編集] ぶんぶんの本部の方々
- 宇伊田院(ういだ いん)
- ぶんぶんのSV(スーパーバイザー)。嫌味な性格。雪いちごに一目ぼれする。名前の元ネタはウィダーinゼリー。
- 協配のおっちゃん
- まんま協配のおっちゃん、深刻な家庭事情がある模様。読者に人気があったらしい。
- 清掃員
- ワックスがけを行う、割とイケメン。
- その他本部の方々
- コンビニの恒例行事の際に出現。容姿は一定。
[編集] ぶんぶんの店員の血縁
- 六条一間(ろくじょう かずま)
- 麦千代の父。アメリカの大学で教授を勤めている。線目、黒髪。麦千代の2Pカラー的な容姿。名前の元ネタは六畳一間(ろくじょうひとま)。
- 六条???
- 麦千代の母。麦千代曰くサン(息子)・コンプレックス、略してサンコン。麦千代の一人暮らしを阻止しようと目論む。
- 須布りんぐ(すふ りんぐ)
- らいとの妹。高校生でえりあやせいかと同学年のはずだが、まるで小学生のような容姿をしている。性格も幼く、純真な少女だが、時折さらっと毒を吐いたり、らいとと一緒に麦千代にたかったりすることもある。みるくを28歳にしてしまった張本人(それまでは、24歳という設定だったらしい)。麦千代のお気に入りで、連載期間の大半、ネタにされていたが────。
- 午後乃れもん(ごごの れもん)
- みるくの双子のお姉さん。ヒールレスラー、リングネームはブラックティー、みるく(ホワイトティー)とタッグを組んでいた。嗜好がみるくと正反対。年齢的な限界を感じレスラーの引退を考えていた時、らいとを気に入り、らいとの気を引くためにぶんぶんの真向かいにコンビニ「NORSON」を出店し店長となる。店長ブラックティー疑惑を一掃するために登場したと思われる。名前の元ネタは午後の紅茶。
[編集] その他
- 雪いちご(ゆき いちご)
- みるくの高校からの友人。ぶんぶんの近所に喫茶店「喫茶チャノアール」を開いた。おっとり系で天然が入っている。名前元ネタは同名の土産菓子か。
- 酔っ払いA
- 酔っ払い、酔っ払いBと店内で喧嘩したり店員に絡んだりする(麦千代に一回絡んだだけ)。頭にネクタイを巻いている。
- 酔っ払いB
- 酔っ払い、こちらは単独での登場は無く、酔っ払いAとの喧嘩シーンでのみ登場する。
- 花子
- 黒い高速移動物体。後に「SV」と言い換えられた。
- 太郎
- ネズミの事。
[編集] 主な建物
- ぶんぶん
- コンビニチェーン、作品の舞台。名前及び店内装飾等の元ネタはセブンイレブン。
- しかし作中でチェーンそのものがセブンイレブンのパクりである事を明言しているので、本作世界においてもセブンイレブンは別に存在すると思われる。
- 紅鮭大学
- 麦千代、らいとの通う大学。ぶんぶんの隣にある。
- 喫茶チャノアール
- 雪いちごが経営する喫茶店、ぶんぶんの隣に建てた。名前の元ネタはシャノアール?
- NORSON
- コンビニ、ぶんぶんのライバル店。れもんがぶんぶんの真向かいに建てた。名前の元ネタはローソン。
- 八幡神社
- 神社、ぶんぶんの目の前にある、祭りはここで行われている。
[編集] 関連書籍
単行本 - 竹書房より「バンブーコミックス」として刊行されている。
- 第1巻(2002年1月7日発行) ISBN 4812456002
- 第2巻(2003年5月17日発行) ISBN 4812457963
- 第3巻(2005年7月16日発行) ISBN 4812461928
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