ケイ・エム・プロデュース

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株式会社ケイ・エム・プロデュース (K.M.Produce、KMP) は、日本のアダルトビデオメーカーである。

本社は東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティー東急ビル11F。同フロアには、同時期にレントラックジャパンの関連会社であるビーエムドットスリー株式会社（旧コム・アライアンス株式会社）が入居していた（現在は移転している）。

[編集] 沿革

2002年4月創業。当初は企画物ないし企画単体中心であったが、及川奈央・紋舞らんなどインディーズ作品に出演していた女優と専属契約を行い、2004年には専属新人レーベル「ミリオンエンジェル」レーベルをスタートさせ、女優物中心にシフトした。

2003年から「ミリオンガールズ」（2004年は「ミリオンプロジェクト」、2005年・2006年は「ミリオンランド」）を選出、イベント活動や共演作の製作を行っている。

2005年10月、日本ビデオ倫理協会（ビデ倫）を脱退、クリスタル映像が設立した日本映像ソフト制作・販売倫理機構（制販倫）に加盟。

ビデ倫脱退と共に販売業務を株式会社トップ・マーシャルに移管している。所在地はKMPと同一である。

[編集] AVメーカーの「2大大陸」

一般的にはアダルトビデオの「2強」といえば、ソフト・オン・デマンド (SOD) とMOODYZやS1といった有力メーカーを抱える北都（アウトビジョン）と思われているが、AV監督の溜池ゴローは、業界誌「DVDナビゲーターアダルト」（ギャガ・クロスメディア・マーケティング）2006年5月号にて「よくアダルト業界の現状を話す時にムーディーズとKMPを2大大陸、SODをロシア、ビデ倫はEUとなぞらえるんです」とコメントしている。

溜池は北都で自らのメーカー「溜池ゴロー」を持ち、SODやKMPでも多数作品をリリースしていること、KMPが「ミリオンガールズ」に代表されるように、設立1年足らずで多数の有名インディーズ女優を専属させるだけの力量を持っていることを考えると、その認識自体は誤りではないと思われる。

おそらく、KMPと同じくトップ・マーシャルを販売元とするレアル・ワークスやメディアステーション、制販倫に加盟するクリスタル映像・ホットエンターテイメント（トップ・マーシャルが販売を担当しているタイガーマイスターズの作品はホットエンターテイメントで作品をリリースしている監督のものが多い）などと一種のグループを形成していることを念頭においてのコメントと思われる。