グルー・ロジック
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電子工学における グルー・ロジック (glue logic) とは、既製の半導体部品を互換性を維持して接続できるようにするための特別な電気回路である。CPLD や FPGA を使って実現されることが多い。
6502 や Z80 のような古いプロセッサに RAM や ROM や I/O を接続する場合には、アドレス空間を分割するためにプロセッサの外部にアドレスデコーダが必要となるが、このアドレスデコーダがグルー・ロジックの例である。ザイログ Z80182 のような新しいプロセッサでは、外部ロジックを節約するためにアドレスデコーダを内蔵しているので、外部のデバイスに接続するためのグルー・ロジックは必要無い。