グビラ
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グビラは、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』第24話「海底科学基地」(1966年12月25日放送)に登場する、架空の怪獣。別名:深海怪獣。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
- 身長:50メートル
- 体重:3万5000トン
- 能力:ドリルで掘り進む
海底怪獣という別名の通り、海底に棲む怪獣。角はドリルのようになっていてどんな硬いものでも穴を開けてしまう。ドリルで海底センターのパイプラインとドックに大きな損傷を与え、同センター救助のために出動した科学特捜隊の前に出現、特殊潜航艇を襲おうとしたが、ウルトラマンが現れたため、方向転換して岩壁を掘り進み、地上に姿を現した。地上でのウルトラマンとの戦いでは、背中から出す強烈な潮吹きでウルトラマンを苦しめ、ウルトラスラッシュもその角ではじき返してしまったが、最後には角を折られ、スペシウム光線であっけなく倒された。
- 明らかに魚をモチーフにしており、デザインの基本になったのは模様等からモンガラカワハギという海水魚と思われる。この魚自体には角は無いため、最終的にイッカククジラの角(実際には「牙」であるが)を組み合わせてまとめ上げたものと考えられる。