クルックス管
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クルックス管(クルックスかん)は真空放電の実験を行う、内部に陰極をもつ3極の真空ガラス管。真空放電管は1855年にドイツのプリュッカー(en:Julius Plucker)とガイスラー(en:Heinrich Geissler)によって造られ(ガイスラー管)、陰極線の研究にもちいられていたが、ウィリアム・クルックスは1875年頃から自作の真空ポンプで真空度を高めた真空放電管を用いて実験を行った。真空度0.1Tor以下のものをクルックス管と呼ぶ。
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