クリスティーナ・リッチ
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クリスティーナ・リッチ(Christina Ricci, 1980年2月12日 - )はアメリカ合衆国の女優。カリフォルニア州サンタモニカ出身。4人兄弟の末っ子。
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[編集] 略歴
イタリア系の家系に生まれ育った。8歳のときにTVコマーシャルに出演。そして、9歳のときに子役として『恋する人魚たち』に出演し、映画デビューを果たした。その後『アダムス・ファミリー』シリーズのウェンズデー役で人気が出た。
演技を学んだことはないが、現在は子役から脱皮し、演技派としてさまざまな作品に出ている。1998年の作品『バッファロー'66』での演技はそれを裏付けるもので、批評家のみならず、映画ファンから高い評価を得た。以後、特に数年間(2000年代前半まで)は集中的に多くの作品に出演した。
近年はメジャー映画からインディーズ映画まで、またコメディ映画からホラー映画まで、幅広いジャンルの映画出演を続けている。
[編集] 備考
- 一時期拒食症に悩んだという。また、胸を小さくする手術を受けている。いずれも背景には「役作り」という一面がある。
- 映画製作者としての活動歴もある。初製作は補佐として携わった『私は「うつ依存症」の女』である。
- メジャー映画に比べて市場価値が低いインディーズ映画を好む傾向があるからか、日本に流通していない作品も存在する(流通するまで、やや時間が掛かる)
[編集] 主な出演作品
- 恋する人魚たち Mermaids (1990)
- アダムス・ファミリー The Addams Family (1991)
- ハード・ウェイ The Hard Way (1991)
- アダムス・ファミリー2 Addams Family Values (1993)
- セメタリー・クラブ The Cemetery Club (1993)
- キャスパー Casper (1995)
- Dearフレンズ Now and Then (1995)
- ゴールド・ディガーズ 伝説の秘宝を追え! Gold Diggers: The Secret of Bear Mountain (1995)
- 冷たい一瞬(とき)を抱いて Bastard Out of Carolina (1996)
- アイス・ストーム The Ice Storm (1997)
- 誘拐騒動/ニャンタッチャブル That Darn Cat (1997)
- バッファロー'66 Buffalo '66 (1998)
- I love ペッカー Pecker (1998)
- ラスベガスをやっつけろ Fear and Loathing in Las Vegas (1998)
- エド・ウッドのクレイジー・ナッツ 早く起きてよ I Woke Up Early the Day I Died (1998)
- ウェルカム・バクスター(Desert Blue デザート・ブルー) Desert Blue (1998)
- 熟れた果実 The Opposite of Sex (1998)
- 200本のたばこ 200 Cigarettes (1999)
- スリーピー・ホロウ Sleepy Hollow (1999)
- クリスティーナ・リッチのピンク・モーテル No Vacancy (1999)
- ブレス・ザ・チャイルド Bless the Child (2000)
- 耳に残るは君の歌声 The Man Who Cried (2000)
- 私は「うつ依存症」の女 Prozac Nation (2001)
- アリーmyラブ Season5 Ally McBeal (2002) テレビシリーズ
- ギャザリング The Gathering (2002)
- ララミー・プロジェクト The Laramie Project (2002)
- 僕のニューヨークライフ Anything Else (2003)
- モンスター Monster (2003)
- カースド(ウェス・クレイブン's カースド) Cursed (2005)
[編集] 外部リンク
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