クイズ天国と地獄
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クイズ天国と地獄(くいずてんごくとじごく)は、TBSテレビ系列で1982年10月4日から1985年9月26日に放送されていた視聴者参加クイズ番組で、司会は山城新伍。番組マスコットとして小悪魔を可愛くデフォルメした「ゴクちゃん」が設定されていたことがある(木曜日・40分間の放送に移行した1984年10月に設定。)。
[編集] ルール
- タイトルが示すように、問題は全て○か×の2択。
- 一般視聴者の家族3人が5組(のち4組)参加し、各ラウンドごとに4組→2組と絞っていく。
- 最初のラウンドは15問の○×クイズ、そのあとのラウンドは時期により多少異なるが、倍々ゲーム(出題は3問で、正解するごとに前ラウンドの得点が倍となり、最終的に得点上位の家族が勝ち抜け。)や1対1勝負(2家族で1人ずつ対戦。誤答するとその人は脱落となり、次のメンバーに交代。先に相手家族3人を脱落させたら勝ち抜け。)などがあった。
- 優勝した家族は海外旅行が獲得できるクイズに挑戦。(もちろん○か×の2択)
- 海外旅行獲得クイズの正解は、初期においてはセット上方の両端にある天使が落ちる(不正解)か落ちない(正解)かと山城の「エンゼルに聞いてみましょう!どうかな!?」の大絶叫で発表していたが、のちに山城新伍のコスプレも加わるようになった。(正解ならば天使が登場、(画面には映らない)くす玉が割られて紙吹雪が降るが、不正解ならば悪魔で登場。)また、裏方での着替えの様子が放映されるという、当時ではちょっと珍しい仕掛けも用意されていた。(このときの観客の掛け声は「天使がでるか~♪悪魔が出るか~♪」であった)
- 不正解の悪魔の扮装で出てきたら、セットの両端にある天使も落ちて、獲得金額も半額となった。また、地獄賞として海外旅行先にちなんだ品物が贈られたことがある。
- 2択全問不正解にもかかわらず、パーフェクト賞を獲得した家族がある。
[編集] 放送時間
放送時間は当初、月曜日の19時30分~20時(『人生ゲームハイ&ロー』の後継番組)だったが、1984年10月、平日の「JNNニュースコープ」の放送時間延長(~19時20分)に伴い木曜日の19時20分~19時58分となった(同時に沖縄県の琉球放送がネットを打ち切り(裏番組の「木曜スペシャル」を日テレから同時ネットしていたため))。月曜時代はブラザー工業の一社提供(ブラザーファミリーアワー)だったが、放送時間移動と共に撤退。
[編集] 番組の変遷
TBS系列 月曜19:30~20:00枠 | ||
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前番組 | クイズ天国と地獄 | 次番組 |
人生ゲームハイ&ロー | 19:20 クイズ100人に聞きました (19:00から移動・枠拡大) |
TBS系列 木曜19:20~20:00枠 | ||
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前番組 | クイズ天国と地獄 | 次番組 |
19:00 生だ!おもしろ特急便 19:30 わかるかな?ワールドジェスチャー |
遊びすぎじゃないの!? |
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