キングダム・オブ・ヘブン
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キングダム・オブ・ヘブン |
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監督 | リドリー・スコット |
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製作総指揮 | テリー・ニードハム リサ・エルジー ブランコ・ラスティング |
製作 | リドリー・スコット |
脚本 | ウィリアム・モナハン |
出演者 | オーランド・ブルーム リーアム・ニーソン ジェレミー・アイアンズ |
音楽 | ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ |
撮影 | ジョン・マシソン |
編集 | ドディ・ドーン |
公開 | 2005年5月6日 2005年5月14日 |
製作国 | アメリカ・イギリス・ドイツ・スペイン |
言語 | 英語・アラビア語・ドイツ語 |
制作費 | $130,000,000 |
allcinema | |
IMDb | |
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「キングダム・オブ・ヘブン」(Kingdom of Heaven)は2005年製作のアメリカ映画である。リドリー・スコット監督のスペクタクル・ドラマ。十字軍に参加した青年が主人公。
目次 |
[編集] ストーリー
フランスで鍛冶屋を営んでいたバリアンは、ある日現れたイベリンの領主ゴッドフリーから彼が自分の父だと告げられ、十字軍に参加するように言われる。十字軍に参加し騎士の身分を得たが、聖地への道中でゴッドフリーは病死し、自らも船が難破してしまう。かろうじてエルサレムにたどり着いたバリアンは時の王の妹シビラと恋に落ちる。また、ギーやルノーなど過激派が横行する中、王が病死。王位を得たギーは、サラディンとの開戦に踏み切るも大敗。騎士のいないエルサレムをバリアンは見事守り抜き、無事に市民を守ることに成功する。
[編集] キャスト
- バリアン・オブ・イベリン:オーランド・ブルーム
- シビラ:エヴァ・グリーン
- ゴッドフリー・オブ・イベリン:リーアム・ニーソン
- ティベリウス卿(実名はトリポリ伯レーモン3世):ジェレミー・アイアンズ
- ボードゥアン4世:エドワード・ノートン
- ザ・ホスピタラー:デヴィッド・シューリス
- ルノー・ド・シャティヨン:ブレンダン・グリーソン
- ギー・ド・リュジニャン:マートン・チョーカシュ
- サラディン:ハッサン・マスード
[編集] 脚色されている部分
キングダム・オブ・ヘブンは史実に基づき制作されているが、多くの脚色がほどこされている。
- キャラクター
- ザ・ホスピタラーは十字軍におけるキリスト教徒の善行を描くため、ゴッドフリー・オブ・イベリンは物語を劇的に見せるために創作された。ちなみに、ゴッドフリーは聖墳墓守護者ゴドフロワ・ド・ブイヨンの英語表記であり、その名前を借りていると思われる。ティベリウスはトリポリ伯レイモン3世をモデルにしているが、監督の次回作のタイトルがトリポリだったためと、ルノーと混同しやすいため彼の牙城であったティべリアの名前を取った。また、アレクサンダー・シディグ演じるムスリムの騎士は当初実在した史実編纂家イマードゥッディーンをモデルとしていたためイマッドという名前だったが、その後そのモデル設定がなくなったらしくナシールという名前に変わっている(変更後の名前も作中では出て来ない)。
- ハッティンの会戦
- バリアンとティベリウスはハッティンの戦いには従軍していないことになっているが、史実によれはトリポリ伯レイモン3世とイベリン卿バリアンはこの戦いにも参加したが、敗戦後、逃走に成功しティールに到着している。バリアンは交戦しないことを条件にティールからの脱出を許されたが、エルサレムに帰還後、エルサレムの防衛・開城を指導した。
- シビラ
- 劇中では、シビラとバリアンの恋が描かれているが、ギヨーム・ド・ティールの年代記によるバリアンの兄ボードゥアンとの関係をヒントにしていると思われる。結婚後は、シビラのほうがギーに惚込んでいたとする説が有力である。
- バリアン
- バリアンは、ほぼフィクションのキャラクターであるが、緩やかにイベリン一族のバリサン、ボードゥアン、バリアンの事跡を複合しているようである。
- ボードゥアン4世
- 病気が進むと馬には乗れず、輿に乗って指揮したと言う。また、特に仮面をかぶっていたという記録はなく、仮面とそのデザインは映画で創作されたものである。
[編集] 外部リンク
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