ガチョウと黄金の卵
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ガチョウと黄金の卵(がちょうとおうごんのたまご、英:The goose and the golden egg)は、寓話。イソップ物語のひとつ。
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[編集] あらすじ
ある農夫が飼っているガチョウが毎日一日一個の黄金の卵を産み、農夫は金持ちになる。 しかし、一日一個の卵が待ち切れず、腹の中の卵を全部一気に手に入れようとガチョウの腹を開けてみる。ところが腹の中は空っぽで、そのうえガチョウまで死んでしまう。
[編集] 教訓
欲張り過ぎて一度に大きな効果を得ようとすると、その効果を生み出す資源を失ってしまうことがある。効果を生み出す資源をも考慮に入れる事により、長期的に大きな効果を得ることができる。
[編集] 関連事項
- 「アシモフのミステリ世界」(著:アイザック・アシモフ、1968、Asimov's Mysteries、ハヤカワ文庫SF、ISDN4-15-010792-0)に傑作短編「金の卵を産むがちょう」(Pâté de Foie Gras)が収載されている。