カンペチェ州
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州都 | カンペチェ |
知事 (2003年 - 2009年) |
ヨルジ・カルロス・フルタルド・ヴァルデス (PRI/PVEM) |
面積 | 50,812km2 メキシコで18番目 |
人口 (2000年国勢調査) |
689,700 メキシコで30番目 |
連邦下院議員 (2) | PRI/PVEM = 1 PAN = 1 |
連邦上院議員 | PRI = 2 PAN = 1 |
ISO 3166-2 郵便略号 |
MX-CAM Camp. |
カンペチェ州 (Estado de Campeche) は、メキシコ南東部の州。長い間ユカタン州の一部であったが、1857年8月7日に離脱し独立した州となった。
州の北東部はユカタン州に接し、東はキンタナ・ロー州、南西部はタバスコ州に接する。南部はグアテマラのペテン管区と接し、南東部はベリーズに接する。また西部はメキシコ湾に面する。カンペチェ州の領域は56,798km2(約21,924平方マイル)。
古典期にティカルと覇権を争そった世界遺産にもなっているマヤ文明の大遺跡、カラクムルとプウク式の優美な五層の神殿で知られるエズナ遺跡は、この州にある。
また、同州のカンペチェ油田はメキシコ湾岸油田の一翼を担い、その多くは隣国アメリカへと輸出されている。これによって得られた利益は同国の経済発展に貢献している。