オーストリアの国旗
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オーストリアの国旗は、13世紀にオーストリア公であったバーベンベルク家(Babenberg)のフリードリヒ2世(喧嘩公)が、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世に対し反乱を企てたときに制定されたものである。
第3回十字軍に参加したオーストリア公レオポルト5世が敵の返り血を浴びて全身赤く染まったが、ベルトのため腰の部分だけ白く残ったという故事にちなむ。
オーストリア帝国、オーストリア・ハンガリー帝国時代は黒・金2色のハプスブルク家の旗が国旗であり、赤・白・赤の現国旗は戦闘旗として使用されていた。また、オーストリア・ハンガリー帝国時代はハンガリーの国旗と赤・白・赤の旗を組み合わせたものが商船旗として使われた。
ナチス・ドイツとの統合で廃止されたが、第二次世界大戦の終結後ドイツから再独立した1945年に復活した。現在の法的根拠は、1984年制定の「国章・国旗法」。
政府旗は、中央にオーストリアの国章が描かれており、政府庁舎などで掲揚される。