エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦
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エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦はイタリア海軍の軽巡洋艦。嚮導(コンドッティエリ)型第4弾。同型艦は「エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ」、「エウジェニオ・ディ・サヴォイア」の2隻で1935年、1936年に竣工した。ライモンド・モンテクッコリ級の拡大改良型であり、装甲が強化され魚雷発射管が連装から3連装になっている。第二次世界大戦では主に輸送任務に従事した。また、大戦中に魚雷発射管、航空艤装、13.2m機銃が撤去され、かわりに20mm機銃が12門搭載された。戦後、本級は戦勝国に賠償艦として引き渡され、「エマヌエル・フィリベルト・デュカ・ダオスタ」はソ連にて「スターリングラード(Stalingrad)」とされたが後に「ケルチ(Kerch)」に改名され、1957年頃まで使用された。「エウジェニオ・ディ・サヴォイア」はギリシャに賠償艦として引き渡され、「エリ(Helle)」と改名された後、1964年まで使用された。
- 基準排水量:8317t
- 全長:186.9m
- 幅:17.5m
- 速力:36.5kt
- 乗員:694名
- 兵装
- 15.2cm連装砲4基
- 10cm連装砲3基
- 37mm連装機銃4基
- 13.2mm連装機銃6基
- 533mm3連装魚雷発射管2基
- 水上偵察機2機搭載
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