アルベルト・ポボル
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アルベルト・ポボル（Albert Pobor、1956年5月29日 - ）は、クロアチア出身のサッカー選手・指導者。
現役時代は旧ユーゴスラビアリーグのF.C.F.K.Borac Banja Lucaで15年間プレーした。
引退後はクロアチア・スロベニア・ボスニア・ヘルツェゴビナのチームで監督を歴任し、2004年にセレッソ大阪のヘッドコーチに就任。同郷のナドベザ・ペーターの下で指導することが決まっていた。しかし、ナドベザが狭心症の発作を起こして契約解除され、急遽就任したフアド・ムズロビッチもわずか3試合で解任されたのを受け監督に昇格した。
しかし、アルベルトも守備崩壊を止められず（もともとセレッソは失点の多いチームなのだが）、結局1stステージは最下位に終わってしまう。最終節では最下位争いをしていた柏レイソルにもホームで1-5と惨敗し、あまりの不甲斐なさにサポーターがブーイングを起こし、セレモニーが中止になってしまった。経営陣は「柏戦に勝てば今の体制（アルベルト体制）のままでいく」という考えを持っていたようであるが、この惨敗でそれも吹き飛んでしまい、直後に辞任となった。もちろん、事実上の解任である。
結局、この年C大阪がとった東欧路線はアルベルトの辞任を持ってわずか半年で終焉を迎えたが、小林伸二を迎えて再び日本人監督となってからチームが立ち直り始めたのは皮肉である。
- セレッソ大阪監督
- 2004途中
-
- 先代:
- フアド・ムズロビッチ
- 次代:
- 小林伸二
