アルノルフォ・ディ・カンビオ
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アルノルフォ・ディ・カンビオ(Arnolfo di Cambio 13世紀後半 - 1302年頃)は、フィレンツェの彫刻家、石工。当時、中央イタリアを代表する巨匠として知られ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の最初のプランを計画したほか、幾つかの建築が彼の手によるものとされる。
[編集] 経歴
彼の経歴で知られていることは少ない。初期の資料ではドイツ人とされる。1266年にはニコラ・ピサーノの助手となり、1294年には大聖堂建設の工匠頭に任命されている。少なくとも1280年頃までには、フィレンツェ随一の工匠として有名であった。1300年に建設されたサンタ・クローチェ教会も(彼が携わったとされる書類や文書はないが)彼の設計によるものとされる。実際、サンタ・マリア・デル・フィオーレの初期のプランはサンタ・クローチェの平面といくつかの類似点が指摘されている。