アボガドパワーズ
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アボガドパワーズ (Abogado Powers) は、北海道を本拠地とするアダルトゲームブランド。愛称はあぼぱ。
1994年に設立。1995年10月に有限会社スケアクロウとして法人化した。創設者であり代表者は浦和雄(うら かずお、昭和47年(1972年)-平成17年(2005年)6月)。
現在もアダルトゲーム業界の第一線で活躍している優秀なスタッフを擁し、「ブランド名で黙って買える数少ないメーカー」とアダルトゲーム関係のマスコミなどから評された様に品質の高いタイトルを発表し続けた一方、それを嘲笑うかの様に、経営危機の連続や社屋水没事故、スタッフの離脱・背任騒動、浦社長の入院などの不運に襲われ続けた事でも有名。その中でも浦社長がパチスロ稼業で会社を維持し続けたエピソードは、読売新聞で記事として取り上げられた程であった。
2004年に幹部社員による背任騒動が発覚して以降は製作活動が滞っていたが、それに追い打ちを掛ける様に2005年6月にスケアクロウ代表の浦和雄が急死してしまい、新作『せぶんぴ~す! -Welcome to Lupinus-』の開発の一時凍結のやむなきに至る。その後、オフィシャルサイトの更新停止が発表された。ただし、2006年8月現在でもコンピュータソフトウェア倫理機構の会員一覧に本ブランド名は記されている。
[編集] 代表作品
- 涼崎探偵事務所ファイル
- 黒の断章 -THE LITERARY FRAGMENT-
- Esの方程式 -Wo Es war, soll Ich werden-
- つもバカ日誌
- 終末の過ごし方 -The world is drawing to an W/end-
- D+VINE[LUV]
- とびでばいん
- PIGEON BLOOD
- エム MxS エス