アトラス山脈
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アトラス山脈(アトラスさんみゃく)とはアフリカ北西部、モロッコからチュニジアにかけて東西に伸びる褶曲山脈である。名称はギリシア神話の巨神アトラスにちなんでいる。
西側が一番高く、東に行くにつれ低くなる。長さは2400km。 モロッコでは標高3000mを超え、北緯31度3分43秒、西経7度54分58秒にあるモロッコの最高峰ツブカル山(4167m)などがある。また、北からリフ山脈、モワヤンアトラス山脈、オートアトラス山脈、アンティアトラス山脈の4つに分かれている。 アルジェリアではアトラス高原をはさんで北のテルアトラス山脈と南のサハラアトラス山脈の2列になっている。 標高は1600から2000m程度で最高峰はシュリア山(2320m)である。 チュニジアでは標高1000m以下となる。