アカデミー脚色賞
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アカデミー脚色賞(―きゃくしょくしょう、Academy Award for Writing Adapted Screenplay)はアカデミー賞の部門のひとつで、小説や舞台などから起こされた脚本におくられる賞である。独自の脚本についてはアカデミー脚本賞がおくられる。
目次 |
[編集] 1920年代
- 1927/28年 ベンジャミン・グレイザー (第七天国)
- 1928/29年 Hanns Kräly (The Patriot)
- 1929/30年 ジョセフ・ファーナム、マイケル・フラヴィン、フランシス・マリオン (The Big House)
[編集] 1930年代
- 1930/31年 ハワード・エスタブルック (シマロン)
- 1931/32年 エドウィン・バーク (バッド・ガール)
- 1932/33年 ヴィクター・ヒアマン、サラ・Y・メイソン (若草物語)
- 1934年 ロバート・リスキン (或る夜の出来事)
- 1935年 ダドリー・ニコルズ (男の敵)
- 1936年 シェリダン・ギブニー、ピエール・コリングス (科学者の道)
- 1937年 ハインツ・ヘラルド、ゲザ・ハーゼック、ノーマン・ライリー・レイン (ゾラの生涯)
- 1938年 ジョージ・バーナード・ショウ (ピグマリオン)
- 1939年 シドニー・ハワード (風と共に去りぬ)
[編集] 1940年代
- 1940年 ドナルド・オグデン・スチュワート (フィラデルフィア物語)
- 1941年 シートン・I・ミラー、シドニー・バックマン (幽霊紐育を歩く)
- 1942年 アーサー・ウィンペリス、クローディン・ウェスト、ジョージ・フローシェル、ジェームズ・ヒルトン (ミニヴァー夫人)
- 1943年 ジュリアス・J・エプスタイン、フィリップ・G・エプスタイン、ハワード・コッチ (カサブランカ)
- 1944年 フランク・バトラー、フランク・キャベット (我が道を往く)
- 1945年 チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー (失われた週末)
- 1946年 ロバート・E・シャーウッド (我等の生涯の最良の年)
- 1947年 ジョージ・シートン (三十四丁目の奇蹟)
- 1948年 ジョン・ヒューストン (黄金)
- 1949年 ジョセフ・L・マンキウィッツ (三人の妻への手紙)
[編集] 1950年代
- 1950年 ジョセフ・L・マンキウィッツ (イヴの総て)
- 1951年 マイケル・ウィルソン、ハリー・ブラウン (陽のあたる場所)
- 1952年 チャールズ・シュニー (悪人と美女)
- 1953年 ダニエル・タラダッシュ (地上(ここ)より永遠に)
- 1954年 ジョージ・シートン (喝采)
- 1955年 パディ・チャイエフスキー (マーティ)
- 1956年 ジェームズ・ポー、ジョン・ファロー、S・J・ペレルマン (80日間世界一周)
- 1957年 マイケル・ウィルソン、カール・フォアマン (戦場にかける橋)
- 1958年 アラン・ジェイ・ラーナー (恋の手ほどき)
- 1959年 ニール・パターソン (年上の女)
[編集] 1960年代
- 1960年 リチャード・ブルックス (エルマー・ガントリー/魅せられた男)
- 1961年 アビー・マン (ニュールンベルグ裁判)
- 1962年 ホートン・フート (アラバマ物語)
- 1963年 ジョン・オズボーン (トム・ジョーンズの華麗な冒険)
- 1964年 エドワード・アンハルト (ベケット)
- 1965年 ロバート・ボルト (ドクトル・ジバゴ)
- 1966年 ロバート・ボルト (わが命つきるとも)
- 1967年 スターリング・シリファント (夜の大捜査線)
- 1968年 ジェームズ・ゴールドマン (冬のライオン)
- 1969年 ウォルド・ソルト (真夜中のカーボーイ)
[編集] 1970年代
- 1970年「M★A★S★H マッシュ」- リング・ラードナーJr.
- 1971年「フレンチ・コネクション」- アーネスト・タイディマン
- 1972年「ゴッド・ファーザー」- マリオ・プーゾ、フランシス・フォード・コッポラ
- 1973年「エクソシスト」- ウィリアム・P・ブラッティ
- 1974年「ゴッドファーザー Part2」- マリオ・プーゾ、フランシス・フォード・コッポラ
- 1975年「カッコーの巣の上で」- ボー・ゴールドマン、ローレンス・ハウベン
- 1976年「大統領の陰謀」- ウィリアム・ゴールドマン
- 1977年「ジュリア」- アルビン・サージェント
- 1978年「ミッドナイト・エクスプレス」- オリバー・ストーン
- 1979年「クレイマー・クレイマー」- ロバート・ベントン
[編集] 1980年代
- 1980年 「普通の人々」 - アルビン・サージェント
- 1981年 「黄昏」 - アーネスト・トンプソン
- 1982年 「ミッシング」 - コスタ・ガヴラス、ドナルド・スチュワート
- 1983年 「愛と追憶の日々」 - ジェームズ・L・ブルックス
- 1984年 「アマデウス」 - ピーター・シェーファー
- 1985年 「愛と哀しみの果て」 - カート・リュードック
- 1986年 「眺めのいい部屋」 - ルース・プラワー・ジャブヴァーラ
- 1987年 「ラストエンペラー」 - ベルナルド・ベルトルッチ、マーク・ペプロー
- 1988年 「危険な関係」 - クリストファー・ハンプトン
- 1989年 「ドライビング Miss デイジー」 - アルフレッド・ウーリー
[編集] 1990年代
- 1990年「ダンス・ウィズ・ウルブズ」- マイケル・ブレイク
- 1991年「羊たちの沈黙」- テッド・タリー
- 1992年「ハワーズ・エンド」- ルース・プラワー・ジャブヴァーラ
- 1993年「シンドラーのリスト」- スティーブン・ゼイリアント
- 1994年「フォレスト・ガンプ/一期一会」- エリック・ロス
- 1995年「いつか晴れた日に」- エマ・トンプソン
- 1996年「スリング・ブレイド」- ビリー・ボブ・ソーントン
- 1997年「L.A.コンフィデンシャル」- ブライアン・ヘルゲランド、カーティス・ハンソン
- 1998年「ゴッド・アンド・モンスター」- ビル・コンドン
- 1999年「サイダーハウス・ルール」- ジョン・アーヴィング
[編集] 2000年代
- 2000年「トラフィック」- スティーブン・ギャガン
- 2001年「ビューティフル・マインド」- アキバ・ゴールズマ
- 2002年「戦場のピアニスト」- ロナルド・ハーウッド
- 2003年「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」- ピーター・ジャクソン、フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン
- 2004年「サイドウェイ」 - アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
- 2005年「ブロークバック・マウンテン」 - ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ