もりしげ
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もりしげ(--年4月10日 - )は日本の漫画家。茨城県出身。
ろんどべる名義にて1996年、「おさわがせ悪魔っ娘(デビルン)」(司書房「コミック一番」)で漫画家デビュー。
主に美少女が多く登場するラブコメディーを得意とするが、一方でシリアスなストーリー描写においても定評がある。
「花右京メイド隊」は、2001年と2004年の二度に渡り、「こいこい7」は2005年にそれぞれTVアニメ化された(但し、アニメ版「こいこい7」では原作とは大きく異なる物語が展開され、賛否両論を呼んだ)。
駆け出しの頃は、俗に言う成人向けロリータ漫画を描いていた時期があった。彼にとってそれは黒歴史であるかどうかは推測できないが途中で頓挫した「学級占領」シリーズに見られた猟奇性など明らかにその作風は他の漫画家陣とは一線を画していた。この辺りの背景などからも彼の漫画には、圧倒的に暗く猟奇的、思想的と言えるような傾向が散見される。しかし「月刊少年チャンピオン」で仕事をするようになってからはその様な作品は発表しなくなり、作風も、よりキャッチーで明快なものへと変わった。そうした変化の理由には諸説が有り、もりしげ氏本人も読者の前で語る事はしないが、有名な一説によると結婚し、家庭を持った事と関係があるという(詳細は不明)。
漫画家・川津健二朗(らーかいらむ)とは、アマチュア時代から交流があり、今でも互いに作画を手伝う事がある。
人気の割に、比較的表に出る事の少ない漫画家ともいえるが、舞登志郎著のドキュメンタリー・コミック「メジャー漫画家への道」(オークラ出版)では、著者の知人兼指南役として登場、漫画業界の厳しさを説いている。
[編集] 作品リスト
- こいこい7(秋田書店、チャンピオンREDコミックス)
- 子供の森(オークラ出版、オークラコミックス)
- 子供の森・完結編(オークラ出版、オークラコミックス)
- 花右京メイド隊(秋田書店、少年チャンピオンコミックス)
- 蹂躙(桜桃書房)
[編集] 関連著書
- 「花右京メイド隊」ファンブック(秋田書店)
- 「花右京メイド隊」キャラクターブック(秋田書店)
[編集] 関連項目
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