めぐり逢い紡いで
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めぐり逢い紡いで | ||
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大塚博堂 の シングル | ||
リリース | 1978年7月5日 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | 日本フォノグラフ | |
大塚博堂 年表 | ||
哀しみ通せんぼ (1978年) |
めぐり逢い紡いで (1978年) |
LOVE IS GONE (1978年) |
めぐり逢い紡いで(めぐりあいつむいで)は、大塚博堂の曲である。1978年2月5日発売の大塚のサードアルバム「もう少しの居眠りを」に収録され、同年7月5日にシングルカットされる。 この曲は布施明との競作で、同年9月5日にリリースし、その年のNHK紅白歌合戦で歌われた。 その後、原大輔、日高晤郎、門倉有希などがカバーした。
目次 |
[編集] 曲の内容
女性の男性への愛と情念を歌った曲である。男性好みになり、ただ、自分を愛して欲しいと言った事や、初めてマニキュアを付けた時の描写を入れながら、断ち切れない想い、感情などを、糸を紡ぐ事に比喩したラブソングである。
[編集] エピソード
- 渡辺プロダクションで、この曲をほかの人に歌わせたいと言う事で募集をかけたところ、布施明と森進一が、手を挙げた。布施や森は、コンサート時に、この曲を歌っており、自分の曲にしたいという思いが強かった。事務所の判断で、布施が歌うことになったが、森も、コンサートやディナーショーなどで、歌っている。
- 紅白歌合戦で、布施が歌ったが、それが、大塚の作品だと知ったNHKが、レコード屋に行って、大塚のLPを探し、「旅でもしようか」を、NHKのキャンペーンソングに採用した。
- 漫画家はらたいらの著書に「めぐり逢い紡いで」があるが、この題名は、この曲名から付けたものである。
[編集] 編曲
大塚の「めぐり逢い紡いで」は、二通りのアレンジがある。 アルバムがあかのたちお、シングルは林哲司が担当した。 アルバムの方は、2コーラスが終わった後にさび返しがあるが、シングルは2コーラスだけである。 カラオケやCDなどは、今までは、アルバムの方がメディアに露出する機会が多かったが、最近は、シングルの露出も多くなった。
[編集] 収録
- A面 めぐり逢い紡いで (作詞:るい 作曲:大塚博堂 編曲:林哲司)
- B面 小さな幸福でよければ (作詞:るい 作曲:大塚博堂 編曲:林哲司)
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