まあじゃんよゐこ
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『まあじゃんよゐこ』は浜口乃理子の漫画作品である。「別冊近代麻雀」(竹書房)1996年11月号~「近代麻雀」(同左)2000年1月号に連載。単行本全1巻。彼女の代表作『酒とたたみいわしの日々』とほぼ同時期の作品。主人公は作者自身(のんちん)。のんちんは酒とパチンコには目が無いが、麻雀はまるで知らない。それがどういうわけか麻雀を主題にした漫画を描く羽目になってしまう。のんちんは当然弱いので、いつも負けてしまう。そこに、ハイエナのように麻雀仲間が寄ってきて、のんちんから金を巻き上げようとする。同業の後輩倉田真由美には「のんちんは私の貯金箱よ」とまで言われている。ふりかかる火の粉を払うため、のんちんはなりふり構わず、友人を自分の代わりに生贄に差し出し、友人を失っていくという負のスパイラルに陥ってしまう。連載の終わりあたりでは、多少上達するが、まだ初心者レベル。「永遠のビギナー」という言葉を残し、物語は終わる。
西原理恵子の「まあじゃんほうろうき」(竹書房)と、ほぼ似た内容であるが、時期的に「まあじゃんほうろうき」が終了してから、同社の同系統の雑誌で連載が開始されているため、本作品は「まあじゃんほうろうき」の後を受けたものと考えられる。
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