ひたちの銀行
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ひたちの銀行(ひたちのぎんこう)とは、2006年7月18日に関東つくば銀行と茨城銀行が経営を統合した場合に発足する予定であった銀行である。しかし、関東つくばが同年3月10日にこの見送りを発表、これに対し茨城は関東つくばとの協議を中止する方針を決め、決裂した。但し、両行は今後も双方とのATM時間内無料出金提携などの包括的業務提携は続けるとしている。
[編集] 経緯
- 2004年(平成16)11月22日 - 合併の検討の開始に合意。
- 2005年(平成17)1月27日 - 新銀行の名称の一般募集を開始(同年2月28日迄)。
- 2005年(平成17)5月12日 - 新銀行の名称を「ひたちの銀行」(仮称)に決定。
- 2006年(平成18)3月10日 - 関東つくば銀行が経営の統合を見送る事を発表。
- 2006年(平成18)3月13日 - 茨城銀行が経営の統合に向けた協議の中止を発表。
- 2006年(平成18)6月27日 - 茨城銀行が関東つくば銀行に11億円余の支払を求める損害賠償請求訴訟を提起。
[編集] 外部リンク
- 関東つくば銀行と茨城銀行との経営統合見送りのお知らせ (関東つくば銀行)
- 関東つくば銀行との経営統合見送りについて (茨城銀行)
- 関東つくば銀行との経営統合の見送りについて (茨城銀行)