どさんこ君

どさんこ君（どさんこくん）は、札幌テレビ放送(STV) の情報番組「どさんこワイド180」のマスコットキャラクター。番組開始初期からJR札幌駅南口からの中継に登場している。

[編集] 概要

当初、ホッカイドウ競馬とのコラボレーションで登場したキャラクターだったため、服装は競馬の騎手を思わせるズボンに緑色のシャツで、帽子には「ホッカイドウ競馬」のロゴが記載されていた。現在見られる青いオーバーオールにシルクハットの衣装は「2着目」である。

このため、ホッカイドウ競馬にも「どさんこ君」によく似た兄弟分のキャラクター「ほくと」が居るが、露出度の違いもあって「どさんこ君」と間違われる事も少なくない。前足が「どさんこ君」が人間のような五本指に対し、「ほくと」が馬らしい蹄になっているなどの相違点がある。

名前の通り道産子馬がモデルだが、長い耳の形状からか時々ロバと間違われる事も。好きなものは子供と温泉。見た目は「着ぐるみ」であり、かつて木村洋二アナウンサーが「体の中に汗をかく」と中の人を示唆したこともあるが、番組が公式に「中に人は入っていない」とコメントしている。

番組開始から15年以上の間、札幌駅前から中継するアナウンサーや気象予報士が変わっても、どさんこ君だけは変わらず登場し続け、今では札幌駅南口の中継ポイントが札幌を訪れる修学旅行生が立ち寄る「有名スポット」となった。中継以外のスタンバイ中でも子供たちに愛想を振りまき、記念写真や握手にも応えている。

番組の放送日にJR札幌駅南口の中継ポイントに行けば会うことができる（雨天、降雪時には隣接するアピアドーム内に移動する事もある）。

数年に1度、体の汚れが気になる頃に1週間ほど番組を休んで「温泉旅行」に出る。居ない間はSTVキャラクターの「スピカちゃん」が代役を勤め、休み明けにはピカピカの毛並みにリフレッシュして帰ってくる。余談だが着ぐるみをクリーニングに出すと帰ってくるまで1週間ほどかかると言う。

高さ約20センチ。取材先や中継先となった飲食店などで飾られている事がある。

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