つのだ☆ひろ
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つのだ☆ひろ(本名:角田 博民(つのだ ひろたみ)、1949年8月1日 - )は、 福島県生まれの歌手、ドラマー、作曲家。兄は漫画家のつのだじろう、リュート奏者のつのだたかし。
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[編集] 経歴
中学時代からドラムを始め、高校在学中にプロデビューを果たす。卓越したテクニックと日本人離れしたパワフルなドラミングが評判を呼び、1960年代後半の佐藤允彦との活動を皮切りに、渡辺貞夫カルテット、ジャックス、岡林信康、成毛滋、五つの赤い風船、赤い鳥、サディスティック・ミカ・バンド、浅川マキ、加藤登紀子、中島みゆき、矢野顕子など日本を代表するさまざまなミュージシャンたちと競演し、ドラマーとしての地位を獲得する。また、1971年には歌手として「メリージェーン」をロングヒットさせ、そのソウルフルな歌声から一躍、脚光を浴びる。1972年には、結成当初のサディスティック・ミカ・バンドに参加(短期間で脱退)。その後も、清水健太郎に提供し、大ヒットした「失恋レストラン」など、作曲家としても活動し、さまざまな歌手に楽曲提供も行なっている。現在では、ドラムスクールを開催したり、各国の著名ミュージシャンと競演など幅広い活躍を行い、注目を浴びている。
「メリージェーン」は爆発的に売れたことはない(発売半年間の売り上げ枚数は約6000枚)が、発売から7年で50万枚を売り上げ日本フォノグラム (現:ユニバーサルミュージック) 主催「ゴールデン・ミューズ賞」を受賞した。2005年現在では、一説には累計売上は200万枚以上とも言われるが、レコード会社の改組や移籍後の再録音盤等があったため所属のレコード会社でさえ把握できておらず正確には不明である。
TV番組で本人が発言したところによると、「前世は平将門」とのこと。兄の影響でこういった発言をすることがある。
つのだ☆ひろの「☆」は語呂が悪かったために付けた「・」の代わりで、元々は「★」であった。後に「★」(塗り潰し)は黒星で縁起が良くないという事で「☆」(白抜き)に限定されている。「☆」は誰でも許可なく使うことが本人から許されている。ちなみに、東芝の携帯電話端末で「つのだひろ」を変換すると、第一候補で「つのだ☆ひろ」と出てくる。
[編集] 番組
[編集] ラジオ番組
- HUMAN NETWORK TOKYO CHAIN REACTION FROM THE BIG1[番組終了](J-WAVE)
- ミュージックプラザ第二部ポップス月曜日・つのだ☆ひろのこだわりJ-POP(NHK-FM)(2005年3月28日~)