ちゃんちゃん焼き
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ちゃんちゃん焼き(ちゃんちゃんやき)は北海道の漁師町で食べる名物料理。
[編集] 作り方(鮭のちゃんちゃん焼きの場合)
- キャベツ、モヤシ、ピーマン、葱類(玉葱や長葱)、人参などの野菜を適当な大きさに切っておく。
- 鉄板の上に一尾分の鮭の半身を用意し、塩、胡椒をしておく。
- バーベキュー用のような大きな鉄板を用意し、熱してバターを敷く。
- 鉄板の周囲に切った野菜を置き、鉄板の真ん中に鮭を皮の方を下に向け鉄板の上に乗せる。
- 白味噌を酒でといたもの(みりん、または砂糖を少量混ぜておく)を鮭の身に塗ったり、鉄板の周りに流してから、アルミホイル等をかぶせて蒸し焼きにする。
- 火が通ったら鮭の身を大きめにほぐし、野菜と混ぜ合わせる。
- 鉄板に乗せたまま食べる。
[編集] 語源について
お父ちゃんが料理(焼く)するから、ちゃんちゃん焼きと呼ぶ説や、鮭を焼くときに、「チャンチャン」という音がするからという説、仕事中の漁師が親方の目を盗んで浜でスコップで鮭を焼いて食べたときにちゃんちゃんこで身を隠していたことや焚き火を起こすときの火打石の音からという説など様々あるが定かではない。
[編集] 具材について
一般的には鮭を用いることがほとんどだが、他の魚などを用いることもある(例:ドナルドソンニジマスなど)。