きらり10代!
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きらり10代!(きらりじゅうだい)は、NHKラジオ第1放送で毎週日曜日の20:10 - 21:55に放送されている若者向けの情報バラエティ番組。
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[編集] 起源
土曜の午前に放送されていたコーナー「子供夢質問箱」を2004年4月にリニューアル。小学生だけでなく、中・高校生にもターゲットを広げたことに始まる。
[編集] 第一期
- 2004年4月~2006年3月。
- 放送時間は、毎週土曜9:05-10:55。「きょうも元気でわくわくラジオ」の9時台と10時台を担うという、帯番組の一部だった。
- 日曜日の番組「歌の日曜散歩」などと合同で、全国各地のNHKのスタジオやイベント会場から公開生放送をすることもあった。
- 夏休み子供科学電話相談と高校野球期間中は、レギュラー放送は休止だったため、ゴールデンタイム枠で「夏休みスペシャル」が放送されていた。
- 第一期には「名作を読もう」というコーナーがあり、国内外を問わず、様々な文芸作品を1つ取り上げ、タレント・俳優・声優が朗読していた。
[編集] 第二期(現在)
- 2006年4月~
- 土曜午前から日曜の夜20:10-21:55に移行。一つの番組として独立した。
- 男性MCは、鎌田正幸アナウンサーから高山哲哉アナウンサーに交代。
- リスナーを「きらリスナー」、ラジオネームを「きらりネーム」という番組独自の呼称が用いられたり、MC同士もニックネームで呼び合うなど、細部まで親しみやすい演出がなされている。
[編集] 番組内容
[編集] MC
[編集] 主なコーナー
- あこがれ仕事百科
- お悩み相談
- ネット連動コーナー。番組サイトにある「掲示板」などで、リスナーからの悩み相談を受け付け、それに対して全国のリスナーたちが解決ための意見をぶつけ合う。ネットだけでなく、ファックスや「てっちぃフォン」と呼ばれる携帯電話(留守番電話に録音)でも、悩みのエントリーやレスが可能。
- きらリスナー120万人への道
- 10代のラジオ離れを危惧してスタートしたラジオ普及コーナー。リスナーにラジオCMを作ってもらう企画などがある。120万人の根拠は、現在の日本の10代の人口が約1200万人で、その1割に番組を知ってもらうことを目標としたことに由来。リスナーからいつも聞いているラジオの写真を送ってもらったり、番組の1分PRを作成してもらってコンテストなどを開催している。
- 出演者とスタッフが全国を行脚してリスナーとともに宣伝活動を展開する「出没」企画や、リスナーの数を把握するためホームページで「登録」を促すキャンペーンもスタートした。
- とあ~る探偵事務所
- 番組サイト内のアンケートや街頭インタビューで意見を集め、紹介する10代の世論調査。毎回、探偵事務所を舞台にしたラジオドラマ仕立てで結果報告が行われる。
- 看板レコーズ
- 毎月変わるテーマに沿ったリクエストコーナー。リスナーの曲にまつわるエピソードも紹介。前任の鎌田アナもタイトルコールで登場することもある。
- ラジオde告メール
- リスナーから寄せられたラブレター(告白メール)をMCが代読するコーナー。投稿フォームから投稿し、あとは想いを寄せる相手に「日曜の夜にNHKラジオを聴いて」と伝えるというもの。恋が成就してカップルが続々誕生している。
- 受験生応援企画(2006/12~)
- MCの浜口順子が母親となり、簡単にできる「夜食」を毎回紹介している。
- ストレス発散を目的に受験生が電話口で叫ぶ「ストレスバッティングセンター」もスタート。
- タイトルコールさんいらっしゃい(2006/12~)
- 番組冒頭に電話で登場し、MCと一緒に番組のタイトルコールを行う。携帯サイトからエントリーを受け付けている。
[編集] 外部リンク
NHKラジオ第1 日曜20:10~21:55 | ||
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