きみのカケラ
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『きみのカケラ』は、漫画雑誌「週刊少年サンデー」で連載された高橋しんの漫画である。小学館少年サンデーコミックスより5巻までが刊行されており、「もうちょっと続く」(5巻のあとがきより)とのこと。なお、雑誌掲載稿からの加筆訂正の分量がかなり多く、同レーベルとしては初出時から刊行までの間隔が異例の長さとなっている。
- 1巻 ISBN 4-09-126611-8 2003年1月
- 2巻 ISBN 4-09-126612-6 2003年12月
- 3巻 ISBN 4-09-126613-4 2004年8月
- 4巻 ISBN 4-09-126614-2 2005年3月
- 5巻 ISBN 4-09-126615-0 2006年1月
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
すでに高い科学力をもった文明が昔のこととなった世界。周囲を崖に囲まれ、休むことなく雪が降り積もる国。国民は皆貧しく希望もなく、王族の威光は衰えていた。権力を政族に奪われたその国の王女イコロは笑うことができない「ヒトガタ」だった。弟と2人で小さな小屋で懸命に暮らしていたある日、ひょんなことからイコロは戦族に襲われ、そこから救ってくれた少年シロとともにかつて存在したという「太陽」を探すため旅に出る。
[編集] 登場人物
- イコロ
- 王女。「イコロ」とは「この国」の言葉で「宝」という意味。フルネームは「カムイ・ポロ・チセ・イコロ」。もうじき13歳。6つも飛び級している秀才だが、生まれてから一度も笑ったことがない「ヒトガタ(「この国」の言葉で、いろいろな意味があるがここでは喜怒哀楽の一つが欠けていること)」である。規則正しい生活をしつけられていて朝4時に起床、夜12時に就寝し、一度寝たら4時まで絶対に起きない。眠さの限界を超えると「寝グセ」が悪くなる。
- シロ
- 記憶を失っている少年。自分の名前も忘れてしまっていたのでイコロに「シロ(「この国」の言葉で「足りないモノ、カケラ」という意味)」と名付けられる。「じっちゃん」が探し続けていた「ヒトガタ」と呼ばれるモノを探していた。武器を持って戦うたびに記憶がなくなってしまう。
- ヨナ
- 政族と戦族に奪われた「ご神体」を奪い返すために戦う子供達「レジスタンス」の一人。物心ついたときから銃を握っていた。兄のイムザは「レジスタンス」のリーダー的存在。
- クロ
- 王家に代々伝わっている「愛玩人形(アイドル)」。それまでは高貴な名で呼ばれていたが、イコロには、黒いから「クロ」と名付けられてしまう。イコロに改造され喋れるようになった。
- エリザベス
- 戦族の少佐。兄である大佐には「ベス」と呼ばれている。
- マタク
- イコロの弟。目が見えない病気におかされている。
- シャー
- イコロの執事。イコロ達の身の回りの世話をしていた。
[編集] 外部リンク
- SINPre.com! - 作者の公式サイト
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