お笑いホープ大賞
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お笑いホープ大賞(おわらいほーぷたいしょう)は、在京プロダクション一押し若手お笑い芸人がネタを競い、その年の一番の「ホープ」を決めるお笑いのコンクールである。
主催は、在京のプロダクション39社で構成される「お笑いコンベンション実行委員会」。
既存のコンクールと異なる点として、
- 在京のプロダクションに所属していないと出場できない
- ピン芸、漫才、コント、パフォーマンス等一切のジャンルを問わない
- 1回戦から決勝に至るまで観客による採点が勝ち上がりの要素に含まれている
点が挙げられる。
在京民放局が協力しているコンクールだけに、ここで目立つ活躍をすることは全国ネットの番組に出演するチャンスが増えることを意味しており、第2回優勝のアンガールズはそれまで無名に近かったが、大賞受賞後飛躍的に仕事が増えている。
[編集] 大賞決定までの道のり・公式ルール
(以下は第4回大会ルールである)
- 出場者はAブロックからHブロックまでに分けられ、1日2ブロック(12~13組)がネタ(1組4分。1秒でもオーバーした場合失格となる)を披露し、観客及び招待審査員による審査により、各ブロック上位3位は準決勝に進出する。また、各ブロック4位(計8組)は敗者復活戦のステージが与えられ、上位2組が準決勝に進出することができる。
- 準決勝に進出した26組はA・Bの2ブロックに分けられ、同様にネタを披露。同様に採点が行なわれ、両ブロックから上位6組が決勝に進出する。
- 決勝では12組がネタを披露し、観客及び招待者投票に特別審査員の投票を加算し投票数1位の組がホープ大賞に輝く。賞金は30万円と、この類の賞レースにしては額が低い。
[編集] 歴代大賞受賞者
- 第1回(2003年) インスタントジョンソン(太田プロ)
- 第2回(2004年) アンガールズ(ワタナベエンターテインメント)
- 第3回(2005年) キングオブコメディ(プロダクション人力舎)
- 第4回(2006年) 東京03(プロダクション人力舎)