おがさわら丸
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おがさわら丸は、小笠原海運が所有する大型貨客船。本土(東京)と小笠原諸島(父島)を結ぶ唯一の交通手段である。
[編集] 概要
1997年2月20日就航。黒潮を横切るため、機関出力を高しているのが特徴。また、外洋航海となるため揺れ防止のフィンスタビライザーを装着している。ただし、海が荒れた場合には相応に揺れるため、外洋航海の経験のない者は酔い止め等の持参が安心である。
なお硫黄島の慰霊祭の際には特別に父島より遺族らを乗せて船を出している。
- 総トン数 6700t
- 全長 131m
- 旅客定員 1031名
- 航海速力 22.5ノット(時速約42km)
- 燃料 重油
- 主機馬力 13500ps×2
標準航海時間が25時間であるため、船内にはレストランなど食事のできるスペースも用意されている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 小笠原海運 2等乗船券の予約も可能