NHKニュース21

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

NHKニュース21（エヌエイチケイニューストゥエンティーワン）は1990年4月から1993年3月までにかけて21:00から放送された、NHK総合テレビジョンの総合ニュース番組。

メインキャスターは高島肇久（後に外務省外務報道官、現在は退官）、91年5月に高島肇久が報道局長就任のため園田矢（ただし）に変わった。サブキャスターは森田美由紀アナが担当した。スポーツは最初1年間は福島敦子が「NHKニュースTODAY」から続投したが、1991年4月から野瀬正夫アナウンサー、92年4月からは刈屋富士雄アナウンサーに替わった。

1993年3月で放送が終了し、同年4月以後は番組をNHKニュース9とクローズアップ現代（それぞれ30分ずつ）に変更したため、21時台の1時間全体に渡るワイドニュース枠はここで途絶えたが、2006年からの番組編成の抜本改革の一環として、13年ぶりにNHKニュース10に代る21時台の新ワイドニュース番組「ニュースウオッチ9」がスタートした。

[編集] 拡大版「ニュースセンター特集」

重大なニュースがある日などについては放送枠を拡大し、20:00からこのタイトルに改変して放送された。この場合、通常21:00前に放送される県域ニュースが休止になるため、番組終了直後に5分間の県域ニュース枠を設けていた。

放送開始時間の関係上「21」が使えないためタイトル改変となっていると思われるが、スポーツコーナー冒頭では通常通り「21」のロゴが使われる（BGMも通常通り）。また、エンディングテーマも通常と同じになっているが、終了時のクレジットが「NHKニュース21　終」ではなく「この後は各地のニュース」となっている。