KBR society the KALUA

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KBR society the KALUA（KBRソサイエティーザカルア）は慶應義塾大学文化団体連盟に所属する音楽サークルの名称である。 2006年現在、アシッドジャズ, R&B, soul, AORなどを主に演奏するサークルとして活動中であり、年間3回前後のライブ活動を行っている。活動場所は主に慶應大学日吉キャンパスの塾生会館地下1階。兄弟サークルとして、KBR MODERN SCHACKSと交流を持つ。

[編集] 歴史

慶応義塾大学KBR society the KALUAは、昭和29年（1954年）、文化団体連盟所属の音楽団体、KBR societyの中のバンドとして発足し、現在52代目となるバンドサークルである。当初のバンド名、カルア・アイランダースという名称が示す通り、ハワイアンバンドとしてスタートしたわけだがその後、ハワイアンモダンコーラスを中心としたバンドからジャズコーラス+コンボといった形に変遷をとげてきた。

昭和30年代後半から60年代にかけての学生バンド全盛期には、全国各地で催される慶應会や稲門会のコンサートやダンスパーティーへの出演などで活躍。また、TBS大学対抗バンド合戦、ヤマハライトミュージックコンテストなどにおいて、常にコンボ部門の上位を占め、昭和47年には東芝EMIよりレコード（『Serenade』）を出すなどの実績を持つ。

現在では主にアシッドジャズ, R&B, soul, AORなど大人っぽい音楽を演奏している。ただ一つサークルの理念としてずっと守られているのは『厚いコーラス。』サークルの歴史を見てくると演奏する音楽が時代によって変わっているが、常に綺麗で厚いコーラスの存在する曲を演奏してきている。

慶應義塾内のバンドサークル、KBR MODERN SCHACKS, CROSSOVER SOCIETYと提携している。また、この3サークルを合わせて音練3サークルと呼ぶ場合もある。

[編集] バンド

半期に一度、レギュラー選考会と言うものが行われる。これによってサークル内からメンバーが選抜されたメンバーが『レギュラーバンド』とし、サークルの顔として活動する。今現在では、C年バンド（※）×2+ジュニアバンド(C年とレギュラー以外)×2+レギュラーバンド×1。合計5バンドで活動を続けている。直、KBR MODERN SCHACKSと違いレギュラーバンドが2個存在することはない。

（※）サークルに居た年を音階に見立てて表記するのが、KBRの主流。つまり、サークル一年目はC（ド）、二年目はD（レ）、三年目はE（ミ）、四年目はF（ファ）と表記される。また2年の終わりで留年した場合、Eb年と言うものも存在する場合があったりなかったり。またC年でなく、レギュラーでもない人をジュニアとひとくくりにまとめて呼ぶ場合がある。

[編集] 2003年以降のバンド名

2003年：さくら吹雪(C)、百花繚乱(C)、床下浸水(Jr)、地盤沈下(Jr)、2003年度レギュラーバンド
2004年：PLUTO(C),Annie-Tobacco(C), Hang-Clutch(Jr), R.S.P.(Jr), 2004年度レギュラーバンド
2005年：東京レトロ(C)、アオハタ(C)、PLUTO(Jr), Annie-Tobacco(Jr), 2005年度レギュラーバンド
2006年：LHY(C), Archaic Crystal(C), 東京レトロ(Jr), アオハタ(Jr), 2006年度レギュラーバンド

[編集] 編成

演奏するジャンルの影響もあり、10人前後で構成される。ドラム、ベース、ギター、キーボード、ホーン隊んどが基本的な構成である。それに加えて、コーラスサークルに伴って4人～7人くらいのボーカルが必要とされる。近年では、ボーカル以外のバンドメンバーがコーラスを兼用する自体はあまり例を見ない。また年度によってはギターやホーンセクション、ボーカルの人数が変わったり、パーカッションなどの楽器が追加されることもある。