'90長崎旅博覧会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
'90長崎旅博覧会(ながさきたびはくらんかい)は、1990年8月3日から11月4日まで開催された地方博覧会である。通称は「旅博(たびはく)」である。
[編集] 概要
- 地域活性化を目的として、長崎県・長崎市・商工会議所の主催により、「旅することで完成する博覧会」の主旨で開催された博覧会である。
- メイン会場は、松が枝国際観光埠頭・グラバー園・孔子廟の3箇所であった。松ケ枝国際観光埠頭には回転昇降式のスカイタワーが建設された。その他、長崎県立美術博物館など4館と、市内7ゾーンの回遊方式がとられた。
- また、9ブロックに分けた県全体を舞台とするイベントも企画された。
- 協賛イベントツアーとして、コンコルドが長崎空港に飛来した。
- JR九州の蒸気機関車8620形がイベント列車として長崎県内を走行した。
- イメージキャラクターに『旅人(たびと)くん』、テーマソングにさだまさしの『星屑倶楽部』、ポスターに長岡秀星の作品を採用した。
[編集] 備考
- 総入場者数は目標の150万人を超える、188万8997人であった。
- 松ケ枝国際観光埠頭に建設されたスカイタワーは、博覧会終了後も運営していたが、その後の観光客の減少から赤字続きとなったため、1996年に営業終了した後、1999年に解体された。
カテゴリ: 書きかけの節のある項目 | サブスタブ | 地方博覧会 | 長崎市