高山族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高山族(こうざんぞく・カオシャンぞく)は台湾の少数民族「南洋文化」のひとつ。中華民国台湾本土の山地と菲律賓(フィリピン)の島に居住する民族であると定義されている。
[編集] 台湾の高山族
台湾の先住民族のうち、山地に居住し漢民族への同化が進んでいない民族を指す総称だが、現在はほとんど用いられない呼称である。かわって台湾原住民と称されている。人口は約40万人。日本統治時代には「高砂族」と呼称された。
[編集] 中国本土の高山族
中国本土の高山族は、ショオ族、満州族、回族などにつぐ東北三省、雲南省の主要な少数民族のひとつであるとされるが、人口は数千人に過ぎない。