蘭嶼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蘭嶼(らんしょ,タオ語:Ponso no Tao)は台湾本島の南東沖にある周囲40kmの孤島(蘭嶼)で、台東県蘭嶼郷に属する。日本統治時代の名前:紅頭嶼(こうとうしょ)。別名:Botel Tobago,Orchid Island(英語)。
台湾原住民のひとつタオ族4000人程が暮らしている。主要な産業は漁業とタオ族の伝統文化や自然を生かした観光業。自給的なタロイモ栽培、養豚が行われているほか山羊が放牧されている。
島内には低レベル放射性廃棄物の貯蔵施設があり、その存廃を巡って住民運動が起こっている。
なお日本ではわかりやすくするためかしばしば「蘭嶼島」と呼ばれることがあるが、これは誤り。