第十管区海上保安本部

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第十管区海上保安本部（だいじゅうかんくかいじょうほあんほんぶ）とは、主に九州地方の東シナ海、八代海、太平洋ならびに熊本県、宮崎県、鹿児島県を管轄範囲とする、海上保安庁の管区海上保安本部の一つである。

略称は十管（十管本部と称呼することもある）、英語表記は10th Regional Coast Guard Headquarters。本部は鹿児島県鹿児島市東郡元町にあり、下部組織として5つの海上保安部、7つの海上保安署・分室、航空基地1カ所、情報通信管理センター1カ所を有する。

第十管区管内には900あまりの離島が点在し、広大な管区を有する。そして、住民の生活に船舶が欠かせない。温暖な地であるため、ダイビングや釣りなどのマリンレジャーやマリンスポーツも盛んであり、これらに関わる海難事案が多い為、海難救助業務に力を入れている。その一方で、日本から東南アジア諸国へと向かうシーレーン航路でもあり、中華人民共和国の船舶や艦船が太平洋に出るために通らなければならない国際海峡である大隅海峡もある。九州南西海域不審船事件が起きた地でもあるため、警備業務の体制を拡充している。管区内には川内原子力発電所もある。

[編集] 十管関連年表

[編集] 組織

第十管区海上保安本部
- 鹿児島海上保安部
  - 山川海上保安署
  - 喜入海上保安署
  - 志布志海上保安署
- 串木野海上保安部
- 名瀬海上保安部
  - 古仁屋海上保安署
- 熊本海上保安部
  - 牛深海上保安署
  - 八代分室
- 油津海上保安部
  - 細島海上保安署
- 第十管区情報通信管理センター
- 鹿児島航空基地